- フルタイムで働くのがしんどい…
- もっとこどもとの時間を取りたい
- よりよい条件で転職したい
- 時短勤務で転職ってできるの?
実際、育児や家庭と両立するために、時短勤務を選ぶママが増えています。
しかし、時短勤務できる会社は限られ、デメリットも多いから、不安に思うママが多いです。
この記事では、時短勤務の実態・メリットデメリット・ママの声・求人例を、ママの視点でまとめました。
読めば時短勤務のリアルなイメージが湧き、自分に合う働き方のヒントが見つかりますよ。
時短勤務は「こどもとの時間を確保できる」「無理なくキャリアをつなげられる」などのメリットがあります。
一方で「残業ゼロとは限らない」「時短勤務には終わりがある」などデメリットも。
実際に時短勤務で働くママから「こどもに寂しい思いをさせることが減る」「仕事・家事・育児が中途半端…」という声が上がっていました。
目次
ママが知っておきたい時短勤務転職のリアル

時短勤務は、育児と仕事を両立するママにとって心強い制度。
実際に時短で転職も可能ですが、壁があるのも事実です。
- 時短勤務には、国の制度と企業独自の制度がある
- 小学校入学以降に時短勤務ができない事業所は72%
- 時短勤務OKの求人は、かなり少ない
まずは時短勤務の実態を把握しましょう。
時短勤務には、国の制度と企業独自の制度がある
時短勤務は大きく分けて、国が定める制度と企業が独自に設けている制度の2種類。
育児・介護休業法で定められた国の時短勤務の制度は次の通りです。
- 対象:3歳未満のこどもを育てる労働者(適用除外を除く)
- 内容:1日の労働時間を6時間に短縮
- 適用:原則すべての企業に義務付け
出典:厚生労働省「育児・介護休業法について」
一方で、最近は会社が独自に時短制度を拡充しているケースがあります。
- 小学校卒業まで時短勤務OK
- 1日4時間など、超短時間勤務が可能
- 週4日勤務制度や、フレックスタイム制度との併用
使える条件や制度含め企業によって様々ですが、ママにとってはありがたい制度。
こどもが3歳を過ぎている場合は、企業独自の時短勤務を使えるかがカギになります。
小学校入学以降に時短勤務ができない事業所は72%
時短勤務は、法律では3歳未満までですが、企業によっては小学校卒業以降も使える場合も。
しかし、現実的には小学校入学前で時短勤務が終了するケースが大多数です。
なんと小学校入学以降に短時間勤務ができない事業所は約72%。
| 短時間勤務の最長利用可能期間 | 割合 |
|---|---|
| 3歳未満 | 29.5% |
| 3歳~小学校就学前の一定年齢まで | 4.7% |
| 小学校就学前の始期に達するまで | 15.3% |
| 小学校入学~小学校3年生まで | 5.1% |
| 小学校4年生~小学校卒業まで | 5.0% |
| 小学校卒業以降も可 | 17.8% |
| 制度がない | 22.3% |
出典:厚生労働省「令和4年度雇用機会均等基本調査」
多くのママが「小1の壁」でフルタイム復帰を迫られるのが現実です。
転職を考える際は「いつまで時短で働けるか」も確認しておきましょう。
小1の壁については、次の記事をご覧ください。
》【50%が働き方見直し】ワ―ママが悩む小1の壁。ママの声や乗り超え方を紹介
時短勤務OKの求人は、かなり少ない
時短勤務が制度上あっても、転職後すぐに“時短OK”の求人はまだまだ少数派です。
労使協定上で次のようなケースは、時短勤務の対象外にできることになっています。
- 雇用期間が1年未満の労働者
- 週の所定労働日数が2日以下
- 業務の性質上、時短勤務が難しい職種
転職後からすぐに使えないことも多いので注意が必要です。
ママが知っておきたい!時短勤務のメリット

時短勤務は、「働き続けること」そのものを支えてくれる制度。
時短勤務のメリットは次の通りです。
- こどもとの時間を確保できる
- 平日に習い事や通院などの予定を入れやすい
- 夫のサポ―トが少なくても、家事・育児・仕事を両立しやすい
- 心身の負担が減り、余裕をもって働ける
- 無理なくキャリアをつなげられる
「今はこどもを最優先」「落ち着いたらキャリアを伸ばす」と、ライフステージに合わせて柔軟に働けるのが魅力です。
時短も含めた、ママ向けの転職の希望条件の決め方は、次の記事をご覧ください。
》【ママが後悔しないための】転職の希望条件の決め方5ステップ
こどもとの時間を確保できる
退社時間が早い分、保育園や学童へのお迎え後に、バタバタせずに過ごせます。
時短勤務だと、次のように「親子の時間の質」が上がると感じるママが多いです。
- ちょっとしたワガママにも余裕をもって対応できる
- こどものペースに合わせて行動できる
- 平日でも一緒に遊ぶ時間がとれる
- ゆっくりご飯を食べながら会話できる
「忙しくてつい叱ってばかりだったけど、心にゆとりが戻った」という声も。
こどもが親を必要とするこの時期に、心のゆとりを持って関われるのは、嬉しいですね。
こどもとの時間の重要性は、次の記事をご覧ください。
》こどもとの時間が少なく葛藤するワ―ママ。3つの研究から影響や対策を紹介
平日に習い事や通院などの予定を入れやすい
時短勤務なら、平日に発生するさまざまな予定にも、無理なく対応できます。
- こどもの習い事や送迎
- 通院や予防接種
- 美容院
- 役所の手続き
- 学校・園の面談
- 家庭訪問
フルタイムだと仕事を早退したり、休日に予定を詰め込みがちに。
しかし、時短勤務なら平日の時間を気兼ねなく使えるのが嬉しい点。
家族のリズムに合わせた働き方ができるのは、ママには大きな安心です。
夫のサポ―トが少なくても、家事・育児・仕事を両立しやすい
時短勤務ではママの使える時間が増えるから、家事・育児・仕事を両立しやすい状況に。
共働きとはいえ、実際には次のような理由でママ側の負担が偏りがち。
- 夫の帰りが遅い
- 夫の出張が多い
- こどもがママに甘えたがる
時短勤務なら、自分のペースで家事や育児の段取りがしやすくなり、生活のリズムが安定します。
家族全体が穏やかに過ごせるようになるのも嬉しいポイントです。
心身の負担が減り、余裕をもって働ける
フルタイムだと、どうしても毎日がギリギリになりがち。
時短勤務なら、次のような時間との戦いから少し解放されます。
- こどもに朝ごはんをあと5分で食べてもらわないと…
- 20分で夕飯の準備をしないと…
- あと10分でお布団に入りたい…
「時間に追われる感覚」が和らぎ、心身の負担が減るのが嬉しい点。
余裕ができて、仕事の集中力や家庭での穏やかさにつながります。
無理なくキャリアをつなげられる
時短勤務の最大のポイントは、無理なくキャリアをつなげられること。
ライフステージに合わせて“働き続ける”ことが可能です。
「一度退職して再就職する」のではなく、時短勤務で働き続けることで、キャリアの空白期間を作らずに経験を積み重ねられます。
こどもが成長したあと、フルタイム復帰やキャリアアップを目指す際にもスムーズです。
「今は無理せず、でも未来をあきらめない」という柔軟な働き方です。
ママが注意したい!時短勤務のデメリット

時短勤務は、家庭との両立を助けてくれる一方で、“理想通りにはいかない”現実もあります。
- ボーナス・月給が下がる
- 残業ゼロとは限らない
- 時間内に業務が終わらず、プレッシャーを感じることも
- 時短勤務には終わりがある
- 担当業務が限定され、成果を出しにくい場合がある
- 周囲の気遣い・罪悪感が生じやすい
今だけでなく将来も見据えた上で、時短勤務が最適解なのか見直してみましょう。
ボーナス・月給が下がる
時短勤務は、勤務時間が短くなる分、基本給やボーナスが時間比例で減るケースがほとんどです。
たとえば、1日8時間勤務から6時間勤務になると、単純計算で給与も約75%ほどに。
また、働きに出ることで次のような支出が増えることもあります。
- 保育料や学童費
- ランチ代
- お惣菜や冷凍食品
- 外食費
- 予備の洋服やこどもの持ち物
「働いても思ったより家計の足しにならない」と感じるママも少なくありません。
支出を想定しつつ「どの程度収入が必要か」を、事前に把握しておくと安心です。
残業ゼロとは限らない
「時短=毎日定時で帰れる」と思われがちですが、実際にはそうとも限りません。
次のような理由で、残業や持ち帰りの仕事が発生することもあります。
- 繁忙期でどうしても人手が足りない
- チームが残業モードで、帰りづらい
- 担当業務の量が多く、時間内に終わらない
- 責任あるポジションで、自分だけ抜けにくい
「制度上は時短でも、実質フルタイムに近い…」という声も珍しくありません。
特に、まわりに配慮して断れず、気づけば自分の時間を削っているママも。
本来の時短勤務を実現するには、「業務量の調整ができるか」「チームに理解があるか」など職場の雰囲気や上司のスタンスも重要なポイントです。
時間内に業務が終わらず、プレッシャーを感じることも
時短勤務でも、時間内に業務が終わらずプレッシャーを感じることも。
- 自分の実力不足で仕事が終わらない気がする
- 持ち帰りで作業しないと間に合わない
- 少しでも早く出勤しないといけない…
効率化や工夫でカバーできる場合もありますが、そもそもの業務量が過剰な可能性も。
業務量の調整やサポート体制があるのかを事前に把握しておくと安心です。
時短勤務には終わりがある
法律で認められている時短勤務は「こどもが3歳未満まで」。
企業独自で延長できる場合もありますが、小学校入学前で終了するケースが大半です。
時短勤務が終わってしまい、子育てと仕事の両立に四苦八苦することも…。
時短勤務の期限を事前に把握し、次のような想定を立てておくことが大切です。
- 小学校入学後にフルタイムで復帰できるか
- 家族のサポート体制はどうなるか
- 必要に応じて時短以外の働き方を検討するか
期限を見据えて計画を立てることで、焦りや後悔を減らせます。
在宅勤務と組み合わせると、時短終了後もキャリアを続けやすいことが多いです。
在宅勤務については、次の記事をご覧ください。
》ママが語る在宅勤務転職のリアル!あきらめずに働くためのメリット・デメリット
担当業務が限定され、成果を出しにくい場合がある
時短勤務中は、どうしても業務範囲が限られがち。
責任のある仕事を任せてもらいにくくなり、キャリアの成長実感を得にくいことも。
そんなときは次のように「自分ができる範囲でしっかり成果を出す」意識を持つことが大切です。
- 小さな成果を丁寧に積み重ねる
- チームのサポート役として存在感を示す
- 成果を上司や関係者に適切に共有する
時短勤務中は、無理せずできる範囲でキャリアを守っていきましょう。
周囲の気遣い・罪悪感が生じやすい
時短勤務だと、勤務時間の違いで次の状況が起こりやすく、気遣いや罪悪感を感じることも。
- 会議やミーティングに参加できない
- 情報共有のタイミングが合わず、後から確認することが増える
- 自分だけ残業が少なく、チームに申し訳なく思う
時短勤務を続けやすいかは、制度よりも「職場の理解度」に左右される部分が大きいです。
転職前に、「実際に働くママ社員の声を聞く」「面接時に率直に質問する」など、事前にリサーチしておくと安心です。
時短勤務で働くママの声

実際に時短で働くママの声を集めてみました。
良い点だけでなく、リアルな悩みが浮き彫りになっています。
- こどもに寂しい思いをさせることが減る
- 想像より手取りが残った
- 時短でも残業がある
- 仕事・家事・育児が中途半端…
具体的な声は次の通りです。
育休明け復職して2週間経過
— イペコ (@ipeko3) May 21, 2025
仕事はすぐ思い出せる
そんなに変わってない
時短勤務にしてよかった(昨日たまたま他の子のお迎えが早かったらしく、1人だけ残って寂しそうにしてる我が子を見てしまった。フルタイムだともっと遅くなってた)
時短勤務で月の残業時間平均15時間ってどう思いますか??
— ナスカ0808 (@NAZCA20150808) September 29, 2025
わたしは時短勤務だから残業しないことが当たり前だと思ってるんですが、わたしは甘いのでしょうか??
時短勤務って一体なんなんだろ…
時短勤務してどんだけ手取り減るのか…って思ってたけど、想像してたよりはだいぶよかった!!!お休み中に給料あがったおかげだ🥹よかったーー
— みん🐻❄️1y (@aymn_baby_m) June 19, 2025
ほんと専業主婦とか扶養内パートとか羨ましくて仕方ない。時短だから給料は低くて、でも正社員だから責任はある程度付いてきてて、扶養内パートよりは勤務時間長いから育児にコミットできる時間も短くて、もう仕事も育児も家事も何もかも中途半端で泣けてくる…🥲
— もねね (@mone__at) September 30, 2025
📢 時短勤務のリアル
— Naomi | Working Mom Engineer (@WorkingMomNaomi) September 30, 2025
私は出産を機に「6時間の時短勤務」という条件で働いています。
「時短勤務?ワークライフバランス最強じゃん!」って思いますか?
でも実際は——
👉 結論:6時間で終わる日はほぼゼロ。
現実は課題対応やトラブル処理で、気づけばだいたい8時間。
\フルタイムやないかい!/
時短勤務でも葛藤や課題があることは事実。
しかし、うまく使えれば、迷いながらも前に進みたいママの背中をそっと支えてくれる選択肢です。
転職したいママ必見!時短勤務の求人例

実際に時短勤務の求人が気になるママに向けて、求人例をご紹介します。
- 勤務地:東京
- 業務内容:各種問い合わせ対応や書類等事務手続き等
- 勤務時間:月~金 9:00~18:00 ※時短勤務OK
- 残業:ほぼなし
- 給与・報酬: 230,000円 (月給) 以上
- 通勤:出社必須
- 勤務地:東京
- 業務内容:問い合わせ対応
- 勤務時間:月~金 8:00~17:00 ※時短勤務OK
- 残業:ほぼなし
- 給与・報酬: 240,000円 (月給) 以上
- 通勤:出社必須
事務職やカスタマーサポートなどのバックオフィス系職種では、時短勤務OKの求人が比較的多く見られます。
ママの転職なら、時短勤務も視野に入れてみて

時短勤務は、こどものいるママにとってありがたい制度。
しかし、時短の求人が少ない、制度に期限があるなど、現実的なハードルもあります。
時短勤務のメリット・デメリットは次の通りです。
- こどもとの時間を確保できる
- 平日に習い事や通院などの予定を入れやすい
- 夫のサポ―トが少なくても、家事・育児・仕事を両立しやすい
- 心身の負担が減り、余裕をもって働ける
- 無理なくキャリアをつなげられる
- ボーナス・月給が下がる
- 残業ゼロとは限らない
- 時間内に業務が終わらず、プレッシャーを感じることも
- 時短勤務には終わりがある
- 担当業務が限定され、成果を出しにくい場合がある
- 周囲の気遣い・罪悪感が生じやすい
時短勤務で働くママからは、次のような声が上がっています。
- こどもに寂しい思いをさせることが減る
- 想像より手取りが残った
- 時短でも残業がある
- 仕事・家事・育児が中途半端…
時短勤務は「今の自分にちょうどいい形で働き続ける」ための仕組み。
ライフステージに合わせて柔軟に働けることこそ、ママがキャリアを長く続けるための一番の近道です。
焦らず、無理せず、自分のペースで働き方を選んでいきましょう。
時短も含め、自分らしい転職の進め方は、次の記事をご覧ください。
》【もう辞めたい…と思ったときに】ママのおだやか転職の進め方


