- もう限界…仕事を辞めたい
- 頑張りすぎて、心も体も疲れ切っている
- 仕事を辞めたいけど、先が見えない…
仕事・育児・家事のすべてを背負うワ―ママは、常に時間に追われています。
こどもとの時間が足りないことへの罪悪感や、体力の限界で立ち止まってしまうことも。
この記事ではワ―ママが仕事を辞めたくなる原因や、辞めたいときに考えたい点・選択肢を紹介します。
この記事を読めば「もう無理、仕事を辞めたい…」から一歩前に進むヒントが見つかります。
ワ―ママが仕事を辞めたい主な原因は「こどもとの時間が足りない」こと。
仕事を辞めたいときは「将来的に働き続けられるかをチェックする」「現職場で働き方を見直す」など、立ち止まって整理するのがおすすめです。
ワ―ママが仕事を辞めたいときの選択肢として「正社員として転職する」「一時的に仕事を辞める」などがあります。
目次
「疲れてしんどい…」ワ―ママが仕事を辞めたくなる原因

仕事・育児・家事を抱え、毎日必死のワ―ママ。
「もう無理…」と感じるのは、決してあなたの弱さではありません。
多くのママが同じように悩んでいます。
ワ―ママが疲れて仕事を辞めたいと思う原因には、次のようなものがあります。
- こどもとの時間が足りず、罪悪感を感じる
- 常に時間に追われ、心が休まらない
- 残業で睡眠時間が減り、極限状態
- 家事・育児の負担がママに偏り不公平
- 職場で罪悪感や居づらさを感じる
- こどもの発熱や時間の制約で、思うように仕事が進まない
- これだけ負担が大きいのに、収入が少ない…
どれかひとつでも当てはまれば、「辞めたい」と感じるのは自然なこと。
無理を続ける前に、少し立ち止まって状況を整理してみましょう。
こどもとの時間が足りず、罪悪感を感じる
ママだからこそ感じる、こどもへの罪悪感。
- 寝かしつけ前の「もっと遊びたい」に、素直に頷けない
- 明日の仕事を気にしながら、こどもと遊んでいる
- 「もっとママと一緒に居たい」を叶えられない
- 怒ってばかりで笑顔が少ない…
こうした思いに罪悪感を抱き、自分を責めてしまうママは少なくありません。
実際、ワ―ママの49.9%が、こどもと過ごす時間が不足していると回答しています。
参考:株式会社リビングくらしHOW研究所「ワーキングマザーのワークライフ実態・意識調査」
働く日にこどもと遊べるのは、せいぜい1~2時間。残業があればもっと少なくなるでしょう。
実は筆者自身も、こどもへの罪悪感を抱き、一度は仕事を辞めた身です。
こどもにひどく怒った日や、ママから離れない日は、泣きながら後悔したこともありました。
罪悪感を埋め合わせきれず、笑顔で接する余裕がない状態に…。
自分が満たされていないと、どんなに頑張っても笑顔になれないのです。
こどもとの時間の大切さは、次の記事で詳しく紹介しています。
》こどもとの時間が少なく葛藤するワ―ママ。3つの研究から影響や対策を紹介
常に時間に追われ、心が休まらない
ワ―ママの1日のスケジュールは、まさに分刻み。
朝はこどもを起こして、ご飯を作って、保育園や学校へ送り出す。
仕事が終われば急いでお迎えに行き、夕飯・お風呂・寝かしつけ…。
もちろん、自分時間はほんのわずか。
心も体も休まらず、気づけばずっと疲労を抱えている状態に。
- 常に気が張って、心が落ち着かない
- ちょっとした失敗に、罪悪感を抱く
- 人間関係の悩みが、必要以上に重くのしかかる
- おでかけや新しいことをする気力がわかない
- 自分の時間がなく、虚しさがつのる
この状態が続くと、心の余裕が削られ、じわじわとママを追い詰めていきます。
ふと振り返った時に「もう限界、仕事辞めたい」という気持ちが強まってしまうのです。
残業で睡眠時間が減り、極限状態
ママが残業するとなると、睡眠時間が減り、体力はあっという間に限界へ。
こどもが起きている時間は家事や育児に追われ、残業はどうしても夜間に回しがちです。
「寝かしつけたあとに、もうひと仕事…」というママも少なくありません。
- 夜に1~2時間仕事をすれば、寝る時間はあっという間に深夜
- 翌朝はこどもに合わせて早起きするので、睡眠時間は削られる
筆者は、時短勤務なのに月80時間もの残業を抱えていました。
寝かしつけ後に残業して、深夜2時に就寝、朝6時30分に起床。
そんな生活が続き、当たり前のように体力の限界を迎えました。
睡眠時間を削って働くと心身を壊してしまいます。どうか無理をしないでくださいね。
家事・育児の負担がママに偏り、不公平
家事や育児の負担は、どうしてもママに偏りがちです。
体力的な大変さだけでなく「なんで私ばかり」「どうして分かってくれないの?」という思いが、仕事を辞めたい原因になることも。
その背景には、次のような理由があります。
- ママの方が給料が低いから、家事を多くやる
- ママの方が仕事を休みやすい雰囲気がある
- ママの方が早く仕事が終わるから、家事もしやすい
- ママの方がこどもに慕われやすい
どれも“仕方ない理由”のように見えますが、積み重なると大きな不公平感に。
どれだけパートナーが協力しても、仕事・家事・育児を全部こなすのは本当に大変です。
筆者は「ママじゃないと服を着てくれない」と言われ、結局ママが全部やることに…。
「夫よ…、服を着てくれるようにママは声掛けを工夫しているのだよ。」と心の中で叫び、イライラした経験があります。
「どう分担すればお互いに無理なく過ごせるか」を話し合いながら、少しずつ調整していけるといいですね。
職場で罪悪感や居づらさを感じる
育児に対して職場の理解がないと、ママが居づらさを感じ、辞めたくなることも。
次のように、職場にいるだけで常に後ろめたさや罪悪感を抱えてしまうものです。
- またこどもが熱を出したらどうしよう
- 休むたびに周りに迷惑をかけている気がする
- 自分だけ先に帰って、白い目で見られてないかな
- 残業を受けられなくて、後ろめたい…
結果として「自分は仕事ができない人間なんじゃないか」と自己否定につながることも…。
周囲の理解がなければ、ママは心身ともに追い詰められてしまいます。
だからこそ、職場の理解は安心して働くための必須条件といえるのです。
無理に自分を責める必要はありません。自分が安心して働ける環境を探すことが大切です。
こどもの発熱や時間の制約で、思うように仕事が進まない
出産前のように成果を上げられず、苦しく感じるママも。
こどもがいると、どうしても次の制約の中で働くことになります。
- 定時で上がる必要がある
- 急なお休みがある
- 残業できない
- こどもの行事で有給を取得する
その結果、次のように悩むママが多いです。
- 以前のように仕事をこなせず、劣等感を抱く
- 評価が下がるのが怖い…
- もっと頑張らないと、自分の存在意義がない気がする
- 後輩が先に昇進していき、置いていかれる気持ちになる
柔軟な対応が必要な状況で成果を上げるのは至難の業。
「ただ普通に働きたいだけなのに」と思ってしまうこともあります。
ギャップが焦りやつらさにつながってしまうのです。
自分を責めすぎず「今できる範囲でよくやっている」と認めてあげたいですね。
これだけ負担が大きいのに、収入が少ない…
働いても収入が少ないと「これって意味があるのかな…」と感じることも。
実際働き始めると、思った以上に次のようなお金が出ていきます。
- 保育園や学童の費用
- こどものお着替えや学用品
- 疲れて頼ってしまう外食やお惣菜
- 習い事の月謝
「働いているからこそ必要になる出費」も多く、気づけば手元に残らない…。
「頑張っているのに、貯金できない」「家計が楽にならない」と悩むママも少なくありません。
特に「お金のために」と踏ん張るママほど、収入が見合わないとモチベーションが一気に下がってしまいます。
筆者が仕事を辞めた体験談を次の記事で紹介しています。
》【体験談】ワ―ママが仕事を辞めた理由とその後。後悔よりも幸せだった話
ワ―ママが疲れて仕事を辞めたいときに考えたいポイント

「もう限界…今すぐ仕事を辞めたい」と思う気持ち、痛いほどよくわかります。
でも、勢いで辞めると後悔することも…。
まずは落ち着いて、次の点を確認してみましょう。
- 将来的に働き続けられるかをチェックする
- パートナーと話し合う
- 現職場で働き方を見直す
焦らず、1つずつ立ち止まって考えていきましょう。
将来的に働き続けられるかチェックする
まずは、自分がこの会社で将来的に働き続けられるか考えてみましょう。
仕事を辞めたいと感じる場合、環境や働き方が合わないことがあります。
ママが働き続けにくい会社には、次の特徴があります。
- 残業が月20時間以上
- 打ち合わせが遅い時間に集中する
- 急な欠勤時に引継ぎ先がない
- 常に人手が不足している印象がある
- フレックスやリモートが実質使われていない
- 急な休みに理解がない
- 仕事の役割があいまい
- 急な配置換えが多い
- 突然の業務変更や担当追加が多い
- 仕事の量が一部に偏っている
- 職場の人間関係がギスギスしている
- キャリアや評価制度が不透明
- ママの管理職がいない
- 育児中の相談相手がいない
- 夜や休日に連絡が飛び交う
当てはまるものが4~5個以上ある場合、「働き続けるか」を考えるサインです。
自分の体力や生活、育児とのバランスを踏まえ、働き方を一度見直してもよいかもしれません。
将来立ちはだかる小1の壁や小4の壁も、あわせて意識すると安心です。
ママの仕事の辞め時や小1の壁や小4の壁については、次の記事をご覧ください。
》ワーキングマザーの仕事の辞め時|後悔しないためのチェックポイント
》【50%が働き方見直し】ワ―ママが悩む小1の壁。ママの声や乗り超え方を紹介
》思った以上にしんどい小4の壁。ママの声や乗り越え方解説します
パートナーと話し合う
働き方は、自分だけでなく家族の生活に大きく関わるもの。
だからこそ、必ずパートナーと話し合っておきたいところです。
一方的に決めると、思わぬすれ違いや不満が積み重なり、夫婦関係に影響することもあるので、注意しましょう。
今後のママの働き方を考えるうえで、まずは次の4つを中心に話し合います。
- 仕事を辞めたい原因
- 今後のママの希望の働き方
- ライフプランの優先順位
- お互いの不安や気持ちのすり合わせ
この段階で無理に答えを出す必要はありません。
ママの状況や気持ちを知ってもらうことで、次のメリットがあります。
- パートナーがどうサポートすればよいか分かりやすくなる
- 夫婦の方向性が揃えられる
- 後々の不満やすれ違いを防げる
- 「一緒に決めた」という納得感を持てる
夫婦でじっくり話すことは大変です。でも、時間をかけてすり合わせることで、安心できる未来につながります。
現職場で働き方を見直す
仕事を辞めなくても、働き方を少し見直すだけで、気持ちや生活が楽になることも。
次のように、現職場でできることがないか確認してみましょう。
- 時短勤務を活用する
- リモートワークを活用する
- 業務内容を調整する
- 部署異動を希望する
制度が整っていなくても、上司に相談すれば意外と対応してもらえることもあります。
「無理かも」と決めつけず、まずは声を上げてみることが大切です。
現職場で続けられれば、転職や退職の大きな労力をかけずに済むのが嬉しいポイント。
しかし、無理は禁物です!対応が遅い・対応してくれない・希望が持てない場合は他の選択肢を考えましょう。
ワ―ママが仕事を辞める場合と続ける場合の観点別比較

ママが仕事を辞めたくなった場合は、まず「辞めるか続けるか」のメリット・デメリットを把握しましょう。
自分にとって何が大切かを考えるきっかけになります。
ママが仕事を辞める場合と続ける場合の比較は次の通りです。
| 仕事を 辞める | 仕事を 続ける | |
|---|---|---|
| お金 | × | ◎ |
| こどもとの時間 | ◎ | × |
| 社会とのつながり | × | 〇 |
| 自身の成長ややりがい | △ | △ |
| ママの健康 | 〇 | × |
それぞれのポイントを順番に見ていきましょう。
お金
お金の面では、仕事を続けた方が安定するのは確かです。
仕事を辞めると、次のようにお金の使い方が大きく変わることがあります。
- 外食は控えて、お弁当や自炊に
- 娯楽は無料スポットを活用
- こどもの中学受験や習い事は要調整
- 住む家の広さや利便性は妥協も…
ママの数十万円の収入がなくなると、生活の自由度や選択肢に制限がかかってしまうもの。
実は、ワ―ママが働く理由の1位が「お金」です。
仕事を辞めると、使えるお金が少なくなり、思わぬ不安や罪悪感を感じることも。
だからこそ、お金面で余裕があるかは、辞めるか続けるかを考えるうえで重要なポイントです。
仕事を続けた方が、お金面では自由度が高いことを認識しておきましょう。
ママが働く理由を詳しく知りたい場合は、次の記事をご覧ください。
》ワ―ママが働く6つの理由。本当に働きたいママは増えている?
こどもとの時間
こどもとの時間を大切にしたいなら、仕事を辞めた方がぐっと時間が増えます。
仕事を続けていると、どうしても時間や体力が足りず、こどもとの大切な時間を十分に感じられないことも。
こどもとの時間は、いまこの時しか体感できないもの。
こどもが大きくなれば、親はだんだんと必要なくなります。
筆者は一度仕事を辞めた経験がありますが、ワ―ママ時代と比べてこどもと過ごす時間が1日6時間増えました。
こどもが体調不良の時に一緒にいられる、園や学校行事に迷わず参加できるのが嬉しいところ。
日常の小さな幸せを感じられることが、仕事を辞めるメリットです。
ワ―ママの1日のスケジュールを知りたい場合は、次の記事をご覧ください。
》【毎日に四苦八苦】ワ―ママの1日のスケジュール。やりきる時短術も
社会とのつながり
社会とのつながりが欲しいなら、仕事を続ける方がおすすめです。
働くことで、自然と人とのつながりや関わりを持ち続けられます。
逆に、仕事を辞めると次の不安を感じることも。
- 自分の存在意義が分からなくなる…
- パートナーに頼っている状況が不安
- 働くママと比べて劣等感を抱いてしまう
- 「働いてないママ」という目で見られる
ママ友や地域コミュニティなど、新しいつながりができれば不安は和らぐこともあります。
それでも、一度落ち込んでしまうと、抜け出すのに苦労することに…。
社会とのつながりは、ただの人間関係だけでなく、自分の存在や価値を感じられるものであることを認識しておきましょう。
人づきあいが苦手、他人と自分を比較しがちな人は、不安を感じやすいので注意です。
自身の成長ややりがい
自身の成長ややりがいは、ママの価値観や考え方次第。
仕事の方が、目に見える成果や難しいことをやりきった達成感があり、成長ややりがいを感じやすいです。
一方で、子育ても次のような成長ややりがいを感じられます。
- こどもと遊ぶと、思わぬ発見や笑顔に出会える
- 世の中の見方が柔らかくなり、柔軟な考え方が身につく
- こどものできることが増えるたび、嬉しさを感じる
- 日々の小さな成長を見守ることで、達成感や喜びが積み重なる
仕事を続けても辞めても、成長ややりがいを見つけられます。
大事なのは、どんな小さな瞬間でも「自分が嬉しい・楽しい」と感じることを大切にすることです!
ママの健康
ママの健康面を考えるなら、仕事を辞めた方が安定します。
毎日が目まぐるしく過ぎるワ―ママは、睡眠時間が短く、生活が不規則になりがちです。
次の通り、日本の女性の睡眠時間は、世界的に見てもかなり短いことが分かります。
| 平均睡眠時間 | |
|---|---|
| 日本の女性 | 7時間15分 |
| アメリカの女性 | 8時間58分 |
出典:厚生労働省「令和6年度厚生労働白書、第一部、第一章」
ワ―ママの中には、深夜の残業や、こどもが寝たあとの家事で、睡眠が5時間以下という人も。
体力的に限界を感じて、やむなく仕事を辞めるママも少なくありません。
ママの健康は、家族の幸せや毎日の生活の質にも直結する大切なポイントです。
ワ―ママが疲れて仕事を辞めたいときの選択肢

「現職場で続けられない…」と思ったら、ママが納得のいく選択肢を探してみましょう。
ワ―ママが疲れて仕事を辞めたいときの選択肢は次の通りです。
- 正社員として転職する
- パートタイムで働く
- フリーランスになる
- 一時的に仕事を辞める
それぞれのメリット・デメリットは、次の記事で詳しくご紹介します。
》【仕事を辞めたいママの働き方見直し】正社員・パート・フリーランスどれが良い?
転職をして環境を変えるだけで、大きく状況が変わることも。
どれが正解というわけではなく、「辞める」ことだって立派な選択肢のひとつです。
大切なのは、ママ自身と家族が安心して過ごせる働き方を選ぶこと。
本格的に働き方を見直す場合は、次の記事をご覧ください。
》【もう辞めたい…と思ったときに】ママのおだやか転職の進め方
気になる選択肢を見つけたら、ぜひ読んでみてくださいね。
疲れて仕事を辞めたいワ―ママは、状況整理をしてみて

毎日が目まぐるしく過ぎていき、疲れ果ててしまうワ―ママ。
ワ―ママが仕事を辞めたいと思う原因は次の通りです。
- こどもとの時間が足りず、罪悪感を感じる
- 常に時間に追われ、心が休まらない
- 残業で睡眠時間が減り、極限状態
- 家事・育児の負担がママに偏り不公平
- 職場で罪悪感や居づらさを感じる
- こどもの発熱や時間の制約で、思うように仕事が進まない
- これだけ負担が大きいのに、収入が少ない…
仕事を辞めたいと思ったときは、まず次の3つを考えてみて。
- 将来的に働き続けられるかをチェックする
- パートナーと話し合う
- 現職場で働き方を見直す
ワ―ママが仕事を辞める場合と続ける場合の比較は次の通りです。
| 仕事を 辞める | 仕事を 続ける | |
|---|---|---|
| お金 | × | ◎ |
| こどもとの時間 | ◎ | × |
| 社会とのつながり | × | 〇 |
| 自身の成長ややりがい | △ | △ |
| ママの健康 | 〇 | × |
ワ―ママの働き方の選択肢は次の4つがあります。
- 正社員として転職する
- パートタイムで働く
- フリーランスになる
- 一時的に仕事を辞める
まずは自分の状況や働き方を見つめなおすのがおすすめです。
》【もう辞めたい…と思ったときに】ママのおだやか転職の進め方
焦らず自分と家族にあった働き方を探していきましょう。


