- 転職活動するのに保育園が心配…
- 転職活動中だけど保育園を継続したい…
- 転職すると保育園がどうなるのか知りたい
育児と仕事を両立するために、転職活動をするワ―ママ。
しかし、こどもの保育園がネックで、なかなか踏み出せないこともあります。
この記事では、ワ―ママが転職時に保育園を継続するための条件や、手続きの流れ、注意事項を紹介します。
読めば「保育園を続けながら転職できるのか」が分かり、安心して次の一歩を踏み出せますよ。
保育園に預けながら転職活動も可能です。
転職時に保育園を継続したい場合、「就労証明書は期限内に必ず提出」「利用条件の勤務時間を満たす」などの条件をクリアしましょう。
転職活動するときは「できるだけ在職中に転職活動を進める」「事前に保育園を継続するための条件やルールを確認しておく」など、注意する必要があります。
目次
保育園に預けながら転職活動はできる?

「転職活動をしたいけど、保育園には預け続けられるの?」と不安になりますよね。
結論から言うと、転職活動中も保育園の利用が可能です。
多くの自治体では保育園へ預ける理由に「求職(仕事探し)」が認められています。
「現職に在籍しているか」「離職しているか」で対応が変わるので、それぞれ解説します。
ママの転職が難しいと言われる理由を知りたい場合、次の記事をご覧ください。
》ワ―ママの転職が難しい5つの理由。実態と成功のポイントを解説
現職に在職している場合
現職に在籍しながら転職活動する場合は、そのまま預け続けられる場合がほとんどです。
転職活動する場合は、一度保育園へ相談するのがおすすめです。
相談するときは、次の事項を明確にしておきましょう。
- 求職の目安期間
- 保育の時間帯
特に延長保育やお迎えギリギリが続くと印象が悪くなるので、できるだけ余裕を持ったスケジュールを伝えると安心です。
手続きが必要なこともあるので、まずは保育園へ確認してくださいね。
離職している場合
すでに離職している場合でも、「求職中」であれば一定期間は預けることが可能です。
ただし、求職中に預けられる期間は上限があり、自治体ごとに異なります。
- 東京都千代田区:3か月間
- 千葉県船橋市:90日
- 神奈川県川崎市:2か月間
この期間を過ぎると「就労の事由が満たせない」と判断され、退園対象になってしまいます。
離職後に転職活動をする場合、上限を超えないスケジュール管理が重要です。
転職時に保育園を継続するための条件

転職先が決まっても、保育園を継続できなければママの負担は一気に増えてしまいます。
安心して転職するためには、次の条件をクリアすることが大切です。
- 就労証明書は期限内に必ず提出
- 利用条件の勤務時間を満たす
- 開園時間内に送り迎えができる
必ず保育園を継続するための条件を満たしましょう。
就労証明書は期限内に必ず提出
就労証明書は必ず期限内に提出しましょう。
期限内に次の勤務先の就労証明書を提出しなければ、保育園を退園になるケースもあります。
転職が決まったら、必ず「提出期限」と「必要書類」をお住まいの自治体に確認しておきましょう。
利用条件の勤務時間を満たす
保育園の利用には「勤務日数・時間の基準」があり、基準を満たすことが必要です。
自治体によりますが、次の条件が定められています。
- 埼玉県和光市
1か月当たり48時間以上の労働に従事しており、かつ、1日4時間以上、月12日以上就労していること - 千葉県袖ケ浦市
1か月に64時間(休憩時間を除く)以上就労していること - 東京都世田谷区
月48時間以上の就労を対象
正社員であれば時短勤務でも条件を満たせるケースが多いです。
一方で、業務委託やパート、派遣になる場合は満たせないこともでてきます。
保育園を継続したいなら、勤務条件と照らし合わせて「利用条件を満たせるかどうか」を事前に確認しましょう。
開園時間内に送り迎えができる
保育園に通うなら、開園時間内の送り迎えは必須です。
開園時間は保育園により次のように異なります。
- 川崎市認可保育園:7:30~18:30
- 目黒区認可保育園:7:15~18:15
- 柏市公立保育園 :7:00~18:00
園によっては延長保育が利用できますが、枠が限られていることもあります。
転職で勤務先が遠くなると、開園時間内での送り迎えが難しい可能性があるので注意が必要です。
転職後に保育園を継続したい場合の流れ

転職後に保育園を継続したい場合は、次の流れで手続きを進めます。
- 転職活動をし、内定を獲得する
- 退職日と入社日を確定
- 保育園へ退職日と入社日を報告
- 保育園継続の手続き
特に「退職日と入社日の間隔」は、退園リスクに直結するポイントなので慎重に調整しましょう。
1:転職活動をし、内定を獲得する
まずは転職活動を進めて、内定をもらうところからスタートです。
保育園を継続したい場合は、できるだけ現職に在籍しながら転職活動を進めるのがおすすめ。
離職すると保育の事由が「求職」となり、預けられる期間に上限がつき、上限を過ぎると退園につながる可能性があります。
満足のいく転職活動をするためにも、期限を作らない方がよいです。
在職中の転職活動は大変ですが、「次につなげるための投資期間」と割り切って乗り切りましょう。
2:退職日と入社日を決める
内定を獲得したら、退職日と入社日を確定します。
退職日を決める際は、次のポイントを整理して現職と交渉するとスムーズです。
- 引継ぎに必要な期間
- 現在の仕事状況
- 有給休暇の消化予定
- 転職先での入社日
退職日が確定したら、入社日を転職先と確定します。
基本的には入社日をずらさないよう調整するのがおすすめです。
退職日と入社日は、保育の事由が「求職」の場合の、上限期間を超えないように注意しましょう。
上限期間を超えると退園になってしまいます。
3:保育園にスケジュールを報告
退職日と入社日が決まったら保育園へ報告します。
保育園へ報告するときは次の点も合わせて伝えましょう。
- 預ける時間
- お迎え時間
- 土日保育の有無
もし退職日と入社日の間が空く場合は、その期間の扱いが「自宅保育」や「短時間保育」になるケースもあるため、早めに確認しておきましょう。
4:必要書類を提出して手続きを完了
最後に、保育園や自治体が指定する書類を提出します。
多くの場合、就労証明書や内定証明書の提出が必須です。
それ以外にも次のような書類が必要となることがあります。
- 緊急連絡先
- 通勤経路の確認
- 時間外保育の申請
書類提出の締め切りを過ぎると手続きが無効になってしまうこともあるので、余裕をもって準備することが大切です。
保育園を継続したい場合の転職活動の注意点

保育園を継続したい場合は、次の点に気を付けて転職活動する必要があります。
- できるだけ在職中に転職活動を進める
- 事前に保育園を継続するための条件やルールを確認しておく
- 離職票や退職証明書は早めに取得しておく
- 保育園を一度退園すると再入園は難しい
できるだけ在職中に転職活動を進める
次の理由で、転職活動はできる限り現職に在籍しながら行うのがおすすめです。
- 転職を途中でやめることもできる
- 転職活動の締め切りがない
- 退園などでこどもに負担がかからない
先に離職をしてしまうと、こどもの預け先の問題や期限が区切られて、納得のいく転職活動できない可能性があります。
ワ―ママだと思うように時間が作れず、転職活動が進まないことも…。
現職を続ける選択肢も持っておくと安心です。
もし既に離職を決意している場合は、保育園を退園にならないようにスピード転職を意識しましょう。
事前に保育園継続の条件やルールを確認する
事前に保育園を継続するための条件やルールを必ず確認しましょう。
園や自治体によってルールが異なることがあります。
状況により柔軟に対応してくれることもあるので、事前に直接相談するのがおすすめです。
事前に相談しておくことで転職活動中や転職後の生活イメージが湧きやすくなりますよ。
離職票や退職証明書は早めに準備
退職が決まったら離職票や退職証明書は早めに取得しましょう。
転出先や保育園へ提出する可能性があります。
こどもがいると後回しになってしまいがちですが、発行に時間がかかるケースもある点に注意しましょう。
一度退園すると再入園はハードルが高い
保育園を一度退園すると、次の理由で再入園は難しいのが一般的です。
- 1歳以上は空き枠がほぼない
- 入所待期期間の長さも考慮される
一度退園したからといって減点はないですが、もう一度保活を行わなければいけなくなります。
退園した場合は労力がかかることを覚悟しておきましょう。
もし保育園を継続できなかったら?代わりの選択肢

求職の上限期間を過ぎてしまうなど、どうしても保育園を継続できない場合もあります。
そんなときに検討できる方法は次の通りです。
- 幼稚園へ入れる
- 認可外保育園を探す
- ファミリーサポートを活用する
- 一時預かりを活用する
- 夫や両親と交代で自宅保育する
活用できるものはないか、確認してみてくださいね。
幼稚園へ入れる
こどもが3歳以上であれば、幼稚園へ入れる選択肢もあります。
次のような働くママを支援する制度がある園もあります。
- 満3歳児から通える
- 朝や夕方に預かり保育を行っている
- 無償化制度の対象
預かり時間は保育園に比べて短い場合がありますが、幼稚園に通いながら働くママも増えています。
近くに通いやすい園がないか、チェックしてみましょう。
認可外保育園を探す
認可外の保育園なら就労時間を問わず預かってくれ、空きがある可能性があります。
認可保育園と比べ、デメリットもありますがメリットも多くあります。
- 開園時間が長い
- 特色のある教育が受けられる
- 入園理由を問われない
- 料金が高い
- 保育の質にばらつきがある
認可外保育園であっても自治体から補助のお金が出ることもあります。
認可外保育園の場合は園見学などで、事前にしっかりと確認し保育園を決めましょう。
ファミリーサポートを活用する
ファミリーサポートとは、自治体が運営する地域でこどもをサポートする制度です。
こどもをサポートしたい地域の住民へ、こどもを預けることができます。
提供内容は次の通りです。
- 保育園の送迎
- 保護者外出時の預かり
長時間利用は難しいこともありますが、料金は1時間1,000円程度と利用しやすいです。
自治体によって内容が異なるため、住んでいる地域のサポートを確認してみてくださいね。
一時預かりを活用する
児童館や保育園の一時預かりを活用するのも手です。
一時預かりの条件や内容は自治体によりますが、親の就労を問わずこどもを預かってもらうことができます。
神奈川県横浜市の一時預かりの条件は次の通りです。
- 基本は平日のみ
- 8:30~9:00までに開所
- 1人当たり月120時間まで
- 1時間300円以下
出典:横浜市「乳幼児一時預かり事業」
利用には申し込みや面接が必要です。
お住いの自治体の一時預かりを一度調べてみてくださいね。
夫や両親と交代で自宅保育する
夫や両親と交代で自宅保育という手段もあります。
ただし、次のような条件が揃っている必要があり、あまり現実的ではないのが実態です。
- 両親が仕事についていない
- 両親が近くに住んでいる
- 夫が休みを取りやすい
- 夫の休みがママと被らない
短い期間なら乗り越えられる可能性もありますが、難しいことが多いので並行して一時預かりなども活用しましょう。
保育園を継続したいなら、転職活動前から意識して

保育園に預けながらの転職活動も可能です。
転職しても保育園を継続したい場合、次の条件を満たすようにしましょう。
- 就労証明書は期限内に必ず提出
- 利用条件の勤務時間を満たす
- 開園時間内に送り迎えができる
保育園を継続する場合は、次の流れで手続きを進めます。
- 転職活動をし、内定を獲得する
- 退職日と入社日を確定
- 保育園へ退職日と入社日を報告
- 保育園継続の手続き
また、次の点に気を付けて転職活動する必要があります。
- できるだけ在職中に転職活動を進める
- 事前に保育園を継続するための条件やルールを確認しておく
- 離職票や退職証明書は早めに取得しておく
- 保育園を一度退園すると再入園は難しい
どうしても保育園が継続できない場合は次の方法もあります。
- 幼稚園へ入れる
- 認可外保育園を探す
- ファミリーサポートを活用する
- 一時預かりを活用する
- 夫や両親と交代で自宅保育する
ママの転職活動は考慮することが多く大変。
1つずつ地道に解決し、理想の生活へ近づきましょう。
ママが仕事を辞めたいと思ったときの、転職の進め方は次の記事をご覧ください。
》【もう辞めたい…と思ったときに】ママのおだやか転職の進め方


