- なんで働いているか分からない…
- ともかくワ―ママがしんどい…
- 他のママの働く理由が気になる
ワ―ママの毎日は目まぐるしく、ふと「なんで大変な思いをしてるんだろう…」と思うことも。
しかし、他に聞ける人がおらず、自分をごまかしながら進む人がほとんどです。
この記事では、ワ―ママが働く理由と働きたくない理由を紹介します。読めばママが働く理由を見つけられますよ。
ワ―ママの働く理由No1は「お金を稼ぐため」でした。他には、スキルアップや社会とのつながりが上げられます。
》ワ―ママが働く6つの理由
逆に働きたくない理由は様々。
「こどもとの時間がほしい」「体力的にしんどい」などが上げられました。
目次
働きたい派と働きたくない派は半分ずつ

ママが本当に働きたいのか調査した結果、働きたい派と働きたくない派が約半分ずつに。
もし働かなくても十分な収入があったとしたら、あなたは働きますか?
働く | 49% |
働かない | 51% |
調査対象が小学生以下のこどもがいる家庭なので、こどもが小さく「働かないで育児に専念したい」という人が多いです。
しかし、実際の子育て世帯の専業主婦は24%。
出典:厚生労働省「令和4年国民生活基礎調査」
十分な収入を得るのが難しく、働かざるを得ない人が多そうです。
専業主婦になるメリットやデメリット、専業主婦になる方法は、次の記事をご覧ください。
》専業主婦になりたい人は29.8%。ワ―ママが専業主婦になる方法
ワ―ママが働く6つの理由

家事や育児、仕事に追われて大変なワ―ママ。大変な状況でもママが働く理由は次の6つです。
- お金を稼ぐため
- 育児から離れる時間がほしいから
- 社会とのつながりを保つため
- 自身の成長やスキルアップのため
- 働くのが楽しいから
- 働く姿をこどもに見せたいから
お金を稼ぐため
ワ―ママの働く理由No1は「お金を稼ぐため」。
たまひよのアンケートで「生活費のため」が1位にランクインしています。
お子さんが0歳以上で働いているママ、職場復帰予定のママに伺います。あなたが働く理由は何ですか?
生活費のため | 50% |
仕事が好きだから・ 自分を成長させたいから | 13% |
自分自身が自由に使える お金がほしいため | 10% |
教育費・老後のお金の貯蓄のため | 9% |
社会とつながりたいから | 7% |
その他 | 7% |
家族レジャー・娯楽費のため | 3% |
出典:たまひよの調査結果
教育費の増加や物価高で必要なお金が増えているのに、給料は上がらない現代。
共働きでないと思い描く生活が送れない時代なのかもしれません。
筆者の働く理由も「お金を稼ぐため」。週末のおでかけや外食、娘の教育資金のために働いています。
ママがお金がないけど仕事を辞めたいと思ったときは、次の記事をご覧ください。
》「お金ない」の不安解消。仕事を辞めたいワ―ママが確認すべきお金のこと
育児から離れる時間がほしいから
「育児から離れる時間がほしい」と感じるママも。次の通りこどもと過ごすのは大変ですよね。
- イヤイヤ期で言うことを聞かない
- ママにべったりくっついて離れない
- こどもが汚した床や洋服の対応が必要
- 同じ遊びが繰り返される…
- こどもの地雷を踏まないように気をつけないといけない
家事は進まず、こどもと過ごすだけで精一杯で、自分の時間はほぼありません。
こどもから少し離れる時間があることで、リフレッシュして育児をまた頑張れるのも事実。
働く時間でリフレッシュできるなら、一石二鳥です。
社会とのつながりを保つため
ママが働く理由としてお金の次にあがるのが「社会とのつながりを保つため」。
職場というコミュニティがあることで、安心感を感じられます。
育児中って、次のような理由で孤独を感じがち。
- 同じルーティンが繰り返される
- パートナー以外に話す大人がいない
- 他の人の目が気になる
「自分が必要とされている」「皆と同じ状況」と思えることが、不安の解消につながります。
働かずにママ友を作るという方法もありますが、気の合うママを見つけるのは至難の業です…。
筆者はほぼママ友がいないので、仕事を通して人と関わる方が楽だなと感じました。
自身の成長やスキルアップのため
キャリア志向や向上心が強いママは、自身の成長やスキルアップが働く理由に。
次のような楽しみを感じています。
- 成長したと感じられるのが楽しい
- 周りから認められるのが嬉しい
- 将来やりたいことがある
成長やスキルアップが好きな人は、そもそも仕事好きな人が多いのかもしれません。
働くのが楽しいから
単純に働くのが楽しいというママも。
「自分のためだけに時間を使える」「やりがいを感じる」など、働くのに楽しさを感じています。
今の日本で楽しんで働ける人は少数派。お金を稼ぎながら楽しめるなら、これ以上嬉しいことはありません。
働く姿をこどもに見せたいから
なかには、働く理由に「働く姿をこどもに見せたい」を上げる人もいました。
確かに、家族を作るときの価値観や働き方は、親の姿でイメージ作られます。
他の家族の姿を見る機会は少ないので、どうしても親の印象を強く受けます。
働くことの重要さや楽しさ、ママやパパの役割を、自分の背中で教えられるのは大きいですね。
筆者は母が専業主婦だったので、考えが専業主婦に寄っています。ママがそばにいる安心感が嬉しいなと、こどものころは感じていました。
ワ―ママが働きたくないと思ってしまう7つの理由

こどもの成長によって状況が目まぐるしく変わるから、働きたくないと思ってしまうことも。
ワ―ママが働きたくない理由は次の通りです。
- こどもと過ごす時間が足りない
- 残業や家事、育児で体力的にしんどい
- 家事、育児の負担がママに偏っている
- 思うように仕事が進まず成果が上がらない
- 収入が少ない
- 育児に対して職場の理解がない
- 業務内容や職場の人間関係がストレス
こどもと過ごす時間が足りない
仕事に時間を費やす分、こどもと過ごす時間が足りないと感じてしまうことも…。
ワ―ママの1日のスケジュール例は次の通り。
7:00 | 起床 |
7:10 | こどもと朝ごはん |
7:30 | こどもの朝の支度 |
7:45 | こどもがパパと保育園へ出発 |
7:50 | ママの朝の支度 |
8:00 | 家事 (夕食の仕込み、洗濯、お皿洗い) |
8:30 | 勤務開始 |
15:45 | 退勤 |
16:10 | 保育園のお迎え |
16:30 | おうちでこどもと遊ぶ |
17:30 | 家事(夕飯の支度や洗濯) |
18:00 | 夕飯 |
18:30 | お風呂 |
19:00 | こどもと遊ぶ |
20:00 | 寝る準備 |
20:30 | こどもの寝かしつけ |
21:30 | 仕事再開(残業) |
0:00 | 仕事退勤 |
0:30 | 就寝 |
働く日は2時間こどもと遊べれば良い方です。
こどもから「寂しい」「ママともっと遊びたい」と言われたときは切ない気持ちになりますよね。
こどもを思うからこそ、働きたくないと思ってしまいます。
筆者もこどもと過ごす時間が足りなくて、筆者自身が満たされず一度仕事を辞めました…。
ワ―ママの1日のスケジュールは、次の記事をご覧ください。
》【毎日に四苦八苦】ワ―ママの1日のスケジュール。やりきる時短術も
残業や家事、育児で体力的にしんどい
家事や育児に加え、ママが残業となると大変。
たいていのママの残業時間は夜間です。
こどもが起きている時間は家事・育児、寝た後に仕事になってしまうんですよね…。
そうなると寝る時間は深夜過ぎ、朝はこどもに合わせて早起きで、睡眠時間が削られます。
筆者は、深夜2時に寝て朝6時30分に起きるという生活で、体力が限界を迎えていました。
睡眠時間を削ってまで働くと体を壊してしまうので、気をつけましょう。
家事、育児の負担がママに偏っている
家事、育児の負担がママに偏っていると仕事を辞めたくなる要因に。
次の理由で、ママに負担が偏りがちです。
- ママの方が給料が低い
- ママの方が仕事を休みやすい
- ママの方が早く仕事が終わる
- ママの方がこどもに慕われている
パートナーと協力しても家事、育児、仕事をこなすのは大変。
パートナーの協力が得られなければ、不満が募ってしまいます。
思うように仕事が進まず成果が上がらない
思うように仕事が進まず、成果が上がらないことがママのストレスに。
どうしてもこどもがいると「残業できない」「急なお休みがある」など、働く時間が削られます。
決められた期間・限られた時間で成果を上げるのは至難の業。
以前のようにうまくいかず、悩むママもいます。
収入が少ない
収入が少ないと、働くモチベーションダウンに。
働きだすと保育園や学童に費用に加え、外食や惣菜などお金がかかります。
働くことによる出費に加え、生活費や将来の貯蓄にする必要があるので、収入が少ないと働いても働かなくてもあまり変わらないという事態に…。
お金のために働くママにとっては、働く意味を見失ってしまいますね…。
育児に対して職場の理解がない
育児に対して職場の理解がないと、仕事も育児もどっちつかずな状況に…。
「急なお休みが取りにくい」「残業なしで終わらない業務量」だと、育児に罪悪感を感じてしまいます。
さらに、職場ではうしろめたさを感じるので、居づらく感じることがほとんど。
職場の理解は働くうえで、必須ともいえます。
業務内容や職場の人間関係がストレス
業務内容や職場の人間関係がストレスで、働きたくないという人も。
ママになることで簡単な業務ばかりになることや、ママに対して当たりが強いこともあります。
ママが仕事を辞めたい場合は次の記事をご覧ください。
》【疲れて頑張れない】仕事を辞めたいワ―ママが考えたい点と状況打破の選択肢
ワ―ママが働く主な理由はお金!働く理由をたまに振り返ってみて

十分な収入があれば働きたくないママが約半数に。それでもママが働く理由は次の通りです。
- お金を稼ぐため
- 育児から離れる時間がほしいから
- 社会とのつながりを保つため
- 自身の成長やスキルアップのため
- 働くのが楽しいから
- 働く姿をこどもに見せたいから
圧倒的1位はお金を稼ぐためでした。
ときには、ママがしんどくなって次の理由で働きたくなくなってしまうことも。
- こどもと過ごす時間が足りない
- 残業や家事、育児で体力的にしんどい
- 家事、育児の負担がママに偏っている
- 思うように仕事が進まず成果が上がらない
- 収入が少ない
- 育児に対して職場の理解がない
- 業務内容や職場の人間関係がストレス
働く理由をたまに振り返りながら、仕事と育児のバランスを取っていきたいですね。